オリゴ糖は糖尿病予備軍の主人が食べています。
シロップ状のオリゴ糖なら、甘さは砂糖の7~8割でカロリーは半分。
でも甘いから血糖値が上がらないか心配です。
で、「オリゴ糖」について調べていたら、分かりやすい説明がありました。
オリゴ糖は、砂糖に比べて血糖値を急激に上昇させないので、糖尿病の人でも利用することができます。
腸内細菌研究の権威 光岡知足著「腸を鍛える」「老化は腸で止められた」より抜粋
でも、なぜオリゴ糖は甘いのに血糖値が上がらないのか?
調べて、実際に食べてみたので紹介します。
オリゴ糖はなぜ血糖値をあげないの?
北里研究所病院の糖尿病センター長、山田悟先生の本に書いてありました。
-血糖値を上げるのは糖質だけ-血糖は糖質の摂取量が多いほど上がりやすくなります。
3大栄養素のうちのタンパク質、脂質、また炭水化物のうちの食物繊維に、血糖を上げる機能はありません。
これらは逆に食後血糖を抑制する働きをします。「糖質制限の真実」 幻冬舎新書 山田悟著
- 血糖値を上げるのは糖質だけ
- たんぱく質、脂質、食物繊維は血糖値を上げない
- たんぱく質、脂質、食物繊維は食後血糖を抑制する働きがある
簡単に言うと、
「オリゴ糖は消化されにくい成分」なんです。
だから、
「糖質」と「オリゴ糖」は同じ炭水化物だけど別物って感じ!
それにしても、
ステーキなどの脂質(油)は太る原因ではなかったんですよ♪
私の記憶にある「ダイエットに油は大敵」とういのは、昔の話。
逆に、体にいい油は積極的に食べるべきでなんすね。
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オリゴ糖が血糖値をあげない理由のまとめ
砂糖などの「糖」は小腸でほとんど消化吸収されてエネルギーになりますが、
オリゴ糖は人間の消化酵素では消化吸収しにくいんです。
「糖質」は分解吸収され人間のエネルギーになる。「オリゴ糖」は分解吸収されにくいのでエネルギーにはならない。だから、血糖値は上昇しにくいのです。
ここでオリゴ糖の特徴をまとめると、
- 血糖値は上がりにくい
- ビフィズス菌のエサになる
- 人間にとってはエネルギーにならない
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オリゴ糖は糖質と同じ炭水化物に分類される?
すこし、ややこしいんですが、
オリゴ糖は、食品の分類としては「炭水化物」の仲間です。
でも、体への影響が全然違う…。
人間のエネルギーになるのが「糖質」で、腸にいる善玉菌のエサになるのが「オリゴ糖」です。
なるほど、
オリゴ糖は「元気な腸内環境」作りに役立つし、腸活でスッキリにもなる!
そして、血糖値も上がりにくい♪
なんか、すごいですね♪
オリゴ糖を選ぶときの注意点は?
オリゴ糖は一種類ではありません。
原料もいろいろあるし、含有量も違う。
また、
甘味料として使われるシロップ状の物や、粉末タイプもあります。
そこで、次の3つのことに注意して選びました。
- 難消化性のオリゴ糖で含有量多いもの
- オリゴ糖の原料が安全なもの
- 人口甘味料が使われていないもの
1:難消化性でオリゴ糖の含有量が多いといいね
難消化性のオリゴ糖はこれが有名
ラフィノース(砂糖ダイコン)、
フラクトオリゴ糖、
ガラクトオリゴ糖
オリゴ糖の含有量を調べたいけどわからない
「オリゴ糖」も「糖質」も、成分表には書いてないのが多い…
なぜかというと、
最大の理由は、書かなくていいから…。
これは、食品表示法という法律があって、表示しないといけない成分は、
この5つだけなんです。
だから、肝心のオリゴ糖や糖質の量は書かれていないことが多いのです。
で、わたしは、
商品に、オリゴ糖の含有率が書いてある商品を選んでいます^^
探すの大変ですが、あります!
2:オリゴ糖の原料は安全なものを
オリゴ糖の種類も原料もたくさんありますが、選んでる基準はあります。
ざっくりまとめると、
公式サイトをみて、
- 遺伝子組み換えでない原料
- 「天然素材」と書いてある
- 添加物が多く使用されいないもの
こういう商品を選んでます。
最終的には、メーカーを信用して購入してるわけですが…。
心配な時は、直接、電話やメールで確認すればいいんです。
ちゃんとしてる会社なら、しっかりと回答してくれますよ。
もし、ここで知らん顔されたら、そこで終わり…。
買わなければいい^^
3:人口甘味料を使っていないもの
我が家は「人口甘味料」が入っているものは基本的にあまり食べません。
成分で言うと、
アセスルファムカリウム、
ネオテーム、
スクラロース、
サッカリンなどなど。
こういう成分が入っているものは、基本的に購入しません!
理由は、
今は許可されていても、
合成して作った物だから、将来身体にどんな影響があるのか分からないからです。
オリゴ糖の主な種類は?
ここで紹介しているのは、
小腸などで吸収されないで大腸まで届く、「難消化性のオリゴ糖」です。
難消化性は消化されにくいため、
甘みはありますが、エネルギーとして吸収されにくいのが特徴。
大腸に届いて善玉菌のエサになるのもポイント!
オリゴ糖の種類 | オリゴ糖の主な原料 | 甘さ(砂糖を100として) | 1gあたりのカロリー | |
---|---|---|---|---|
1 | ラフィノ-ス | てんさい(砂糖大根) | 20-25 | 2kcal |
3 | 乳果オリゴ糖 | 牛乳とショ糖(砂糖) | 30-80 | 2kcal |
2 | フラクトオリゴ糖 | てんさい糖などの砂糖 | 30-60 | 2kcal |
4 | ガラクトオリゴ糖 | 乳糖(牛乳) | 20-25 | 2kcal |
5 | イソマルトオリゴ糖 (難消化性ではない) | トウモロコシなどのデンプン | 40-65 | 4kcal |
オリゴ糖の甘さは商品によって違いますが、
だいたい砂糖の2割から8割で、カロリーは砂糖の半分ほど。
それから、
オリゴ糖は大腸にいるビフィズス菌の栄養になるだけでなく、
砂糖の代用品として使うと、カロリーが少ないからダイエットにも便利に使えます♪
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液体のオリゴ糖で市販品の比較
近所のスーパーで売っていたものや、
楽天、アマゾンで人気のオリゴ糖だった4商品をまとめました。
商品名 | オリゴ糖の種類 甘さ(個人的感想) | 100gあたりのカロリーと炭水化物の量 | |
---|---|---|---|
1 | オリゴのおかげ | 乳果オリゴ糖 甘さ::砂糖の約8割 | 230kcal 炭水化物 72g 乳果オリゴ糖 30.2g |
2 | 井藤漢方製薬 イソマルトオリゴ糖 | イソマルトオリゴ糖 甘さ::砂糖の約5割 | 302kcal 炭水化物 75.4g |
3 | ユウキ製薬 活き活きオリゴ糖 | イソマルトオリゴ糖 甘さ::砂糖の約5割 | 300kcal 炭水化物 75g |
4 | 北海道てんさいオリゴ | てんさい(ラフィノ-ス・砂糖大根) 甘さ::砂糖の約9割 | 295kcal 炭水化物 78g |
料理や飲み物に混ぜるなら、甘さも自然な、
「北海道てんさいオリゴ」が良い感じだった。
100g当たりの炭水化物の数字が大きくて糖質が多そうですが、実際はちょっと違います。
前にも書きましたが、
オリゴ糖は「甘さ」はあっても「エネルギーとして吸収されにくい」のでカロリーは砂糖の約半分です。
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オリゴ糖の副作用は
副作用として書かれているのは、消化が悪いことです。
消化吸収されにくいのが特徴なので、
「食べ過ぎると、お腹がゆるくなる」
こういうこともある、といういことです。
要するに、食べ過ぎないようにしましょう!ということです。
まとめると
- オリゴ糖は血糖値を上昇させにくい
- 難消化性のオリゴ糖を選ぶといい
- 原料となる素材は安全なものか確認
糖尿病予備軍の主人は、いろいろと勉強して、
カロリーより「食後の血糖値が上昇する原因」、つまり「糖質」を気にしていました。
そこで活躍したのが、
甘いけど糖質がほとんど含まれないオリゴ糖だったんです。
血糖値を上げないカロリーゼロの甘味料としては、
「エリスリトール」も有名で使っていますが、使いわけてる感じです。
腸活と血糖を上げない目的なら、オリゴ糖がいいかなと思って飲んでいます!
オリゴ糖は食材にも含まれていますが、調べるのが面倒だったので、
シロップ(液体)や、含有率が高い粉末のオリゴ糖も状況によって効率よく利用してます^^。
最近は、なんだか「自然治癒力」が戻ってきた感じ♪
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