「お腹のなかに手をいれて全部だしたい」
お通じが7日間ないと、こんなことを思います。
こんなときに、テレビでみた、便秘外来で有名な小林先生の本で情報を集めました。
最終的には、私の場合は毎日の「食事」から改善しないといけにことになった。
でも、何を食べればいいのか、サッパリ分かりません…。
実際に試してみても、自然なお通じはむずかしそう…。
お腹ポッコリには大きく分けて3つの原因があった
テレビ「たけしのみんなの家庭の医学」などに出てた順天堂大学医学部教授 小林弘幸先生の本やテレビを見てて、すごく参考になったのでまとめてみます。
ちなみに小林先生は、便秘外来の教授でもあり、日本体育協会公認スポーツドクターでもあり、自律神経研究にも精通している先生です。
お腹ポッコリで疑う3つのタイプとは
- ストレス
- 腸のぜん動運動の低下
- 腹筋や肛門括約筋の低下
1 ストレスが主な原因で便秘になる
小腸・大腸にはたくさんの神経があって「第二の脳」といわれるほどです。
ストレスや不規則な生活で自律神経が乱れて腸の収縮が弱まって便秘になっていくタイプ。
下痢と便秘を繰り返す人は「過敏性腸症候群」が疑われることもあるとのこと。
几帳面でまじめな人がなりやすいと言われています。
2 腸のぜん動運動の低下
食べ物が腸に入って肛門近くの直腸まで移動させるための収縮運動を「ぜんどう運動」といいます。
ぜん動運動が悪くなる原因は、
食事を制限するダイエットなどで便の元となる食物繊維が不足したり、
水分不足で「宿便」となって排便されずに大腸に溜まって腸の動きが悪くなるなどです。
また、下剤や浣腸をやりすぎて「腸が怠けるようになって」薬なしでは腸が動かなくなってしまうタイプも当てはまります。
3 腹筋や肛門括約筋の低下
便が肛門手前の直腸まで行っているのに排泄できないタイプとの事。
例えば、便意があるのにトイレを我慢していると、徐々に脳と腸の連携がうまくいかなくなって、便意がなくなってしまうそうです。
他には、女性や高齢の方なら、
腹筋や肛門括約筋(肛門を締めたりする筋)が弱くなって便を押し出せない可能性もあるとのことです。
自然なお通じにする3つの改善方法
1 ストレスが原因なら生活のリズムから
自律神経の乱れが原因の便秘なら、交感神経と副交感神経のバランスを意識して生活すればいい!
仕事しているときは「興奮モードの交感神経」がアップしていて、
仕事が終わる夕方頃は「リラックスモードの副交感神経」がアップしていくので、これにあわせて生活をするようにする。
2 ぜん動運動をアップする
「ぜん動運動がアップする生活習慣」を取り入れて、
便の元になる食物繊維と乳酸菌、オリゴ糖も食べて善玉菌を元気にする。
とにかく腸内フローラのバランスを良くするすることが大事。
上半身と下半身を逆にひねるストレッチは腸の「ぜん動運動」を促すことができるそうですよ。
足を軽く開いて、上半身はそのままで、片方の膝を曲げて反対方向に倒して5秒ほどキープする運動です。
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ぜん動運動がアップする生活習慣
- 朝起きたらコップ一杯の水を飲む
- バナナやゼリーでもいいので朝食を食べる
- 朝はなるべく余裕を持ってトイレタイムを作る
- 朝と昼はしっかり食べてもOKですが夕食は食べ過ぎない
- 昼間は階段を使ったりすることも有効
- 寝る3時間前には食事を済ませる
- ぬるめのお湯で15分くらい半身浴
- 午前0時前には寝る
3 腹筋や肛門括約筋を鍛える
まず、食事療法で便を柔らかくしながら、ストレッチなどで便を押し出す力をつけるようにする。
食事は、水溶性と不溶性の食物繊維をバランスよく摂る。
善玉菌を元気にする乳酸菌やビフィズス菌、そして善玉菌の栄養となるオリゴ糖も一緒に食べる。
運動は、足を大きく開いて、膝を曲げながら腰を落とします。
なるべく深く落として、ももにひじを乗せる感じで股関節をストレッチしていくと肛門括約筋を鍛えることができます。
まとめると
便秘で疑う3つのタイプは、
- 1:ストレス
- 2:ぜん動運動
- 3:腹筋・肛門括約筋
それぞれタイプによって対処は違います。
基本は
「食物繊維(不溶性・水溶性)」と「乳酸菌・ビフィズス菌」と「オリゴ糖」
をバランスよく毎日食べるようにすることです。
そして、ストレスをためない生活リズムですね。
朝食を抜くとかせずに、バナナとかゼリーだけでもいいので食べることと、軽い運動。
薬には頼らない生活が腸活スッキリに近づくんですね。
それから、お腹ポッコリになって1週間以上便が出ない日が続いてるようなら「専門の病院」へ行ったほうがよさそうですよ。
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