「生まてすぐの赤ちゃんの腸内フローラ(腸内細菌)はどうなっているの?」
以前からずっと気になってました。だってお腹の中にいるとき、赤ちゃんの腸の中に菌はいませんよね…
で、調べてみたら、赤ちゃんは「母親の腸内環境を受け継ぐ」そうです。ですから、お母さんの腸が汚いと、赤ちゃんに悪いもの移る可能性が高いし、逆に、腸内環境が整っていると赤ちゃんの腸内環境も良くなる可能性が高い!ということになります。
お母さんの腸はキレイにしておくべきですね^^
腸内細菌は人それぞれ違います。
私たちの腸内細菌は、顔や性格が違うように、腸内細菌も人それぞれ違います。
「どんな細菌が腸に定着していくのか?」
ここがポイントなんですが、前に説明したように、母親から産道を通って生まれる時に、菌を受け継ぐと言われています。お母さんが持っている腸内細菌を受け継ぐのです。
「へ~ 遺伝情報から判断されるわけ」つまり、お母さんの腸内細菌しか腸の中に定着しないってことね♪
「だから、体型もお母さんそっくりになる?だったら、太っている家系なら一生痩せれないの?」
大丈夫です。腸内環境は、「食べ物を改善してストレスをかけないようにすれば腸内環境は変わります!」と医者や腸内細菌を研究している人も言っていますから^ ^
海外で妊婦さんの腸内環境を整える実験したら
理化学研究所の辨野 義己さんの本に次のようなことが書いてありました。
フィンランドでは、こんな実験結果も報告されています。150人のアレルギー持ちの妊婦を集め、半数には乳酸菌製剤、半数には偽薬(プラシーボ)を出産6週間前から与えました。また出産後には、母親と生まれた子供に6カ月間、与え続けました。すると、乳酸菌製剤を与えたグループの方が、アレルギー、とくにアトピー性皮膚炎の発症率が格段に低かったというのです。
『見た目の若さは腸年齢で決まる』(PHP)
同じアレルギー持ちでも、母親の腸内環境によって、子供のアレルギー発症率に変化があったということです。母親の腸内環境が整えば、子供にいい影響を与えるってことですね。
40代でも若く見える人は腸年齢が若い?
便秘は、特に20代の女性に多いというアンケートの調査結果があります。お腹がスッキリしない腸内環境ですから、20代でも高齢者並みの腸年齢なっている可能性が高いと言うことです。
「高年齢者並みの腸とは?」
大腸にいる善玉菌、つまりビフィズスの割合が減って弱くなって、悪玉菌が強くなっている状況。だから、年齢に関係なく腸内環境が悪くなると、老けて見えることもあるのです…
今からでも遅くはありませんから、コツコツいきましょう!
あなたの腸内フローラを整える方法は2つ
- 腸内細菌の栄養になる「食物繊維」や「オリゴ糖」を含む食材を食べる。
- ストレスを溜めないように、ぐっすり寝る。
とにかく、ヨーグルトや味噌などは「食べる善玉菌」なんです。ところが、食べる乳酸菌などは腸内を通過するだけなんです。それでも、腸内を通過すると、善玉菌が優勢になるので、腸内細菌の大事な栄養なんです。
まとめ
赤ちゃんの腸内フローラは母親から受け継ぐ可能性は高い。母親の腸内環境が良ければ、アレルギーや便秘症などの影響も少なくなる。
食べ物なら
- 食物繊維が豊富な食材(海藻類、キノコ類、豆類)を食べる
- 「発酵食品」を少しでいいから毎日食べる
- 砂糖が入ったジュース,コーラ,コーヒー牛乳などは飲まない
よく間違えるのは、体にいいからと乳酸菌飲料を飲むことです。これ、おすすめしません。なぜかというと、砂糖やブドウ糖果糖液糖などは悪玉菌のエサになって腸内環境には良くないからです。
赤ちゃんとあなたの将来ためですから、コントロールしましょう!
それから、コンビニのお菓子もNGですよ^^自然食品の発酵食品を食べていると、実感するのが分かるほど、腸内フローラは元気になってきますよ♪
今日からはじめてくださいね!