私(35才主婦)の真面目過ぎる母(60代)が「超便秘」に苦しんだ体験談です。
母は素直でとても真面目で我慢強い人。
唯一、健康面では長年「便秘」に苦しんでいます。
そんな母は、日々まじめに便秘改善に努めてました。
「コレが良い」と聞けばすぐに試して結果が出るように毎日真面目に続ける日々。
でも、半年たっても思うような結果が出なかったことがあったんです。
私たちは見かねて、半年掛けて必死に説得して、やっと止めてくれました。
そんな感じで今まで大事には至ることもなく来たのですが、父がいなくなり母が独りで暮らしを始め、自分の好きなものだけを食卓に並べる様になった時に事件が起こりました。
テレビでみた「おから」が便秘に効く!?で試したら…
ある時、テレビで「おからが便秘に効く!」という特集を見てさっそく試したそうです。
それ以来「おからは体にも便秘にも良い」ということが頭にはいって、書店に行って「オカラのレシピ本」を買ってきて、毎日毎日、おからメニューを食べ続けいました。
でも困ったことに「便が出ない」。。。
さらに、
便秘が改善されないのは腸内環境のせいで食べ方が足りないんだと考えたそうです。
そんな時に母の目に入ってきたテレビ番組は「おからジュースの作り方」。
なんと普段のおから料理にプラスして、おからと蜂蜜とレモンを水で割ったおからジュースを飲む…。
そして雑誌を参考にしてトースターでおからを焼いて食べていました。
実は、母がそんな事をしているとは私たち兄妹誰も気がついていませんでした。
浣腸をしても便が出ない?
そんな生活を始めて8ヶ月位たったころ、遂に母が浣腸をしても便が出なくなったと告白して、それで今回のおから生活を知ることになったんです。
なぜそんな母に気づけなかったのか後悔してますが、聞いてみると「おから料理は美味しかった」と言ってました。
栄養バランスも良く、体に良く、腸内環境にもいいので便秘とは無関係と思っていたとのこと。
便秘で便が出なくて苦しくなると浣腸で出していたそうです。
病院に行って初めて分かった便秘の本当の原因
おから料理をたべて8ヶ月も便秘に苦しめられた母ですが、結局のところ便秘の本当の原因は、なんと、便の出し方が下手な人という診断をされました。
普通の人はお腹に力を入れて気張ると、自然と肛門の筋肉が緩むそうです。
ですから腹圧で押し出す感じで排泄出来るのだそうです。
が、たまに、腹圧を掛けると同時に肛門に力を入れてしまい排泄できなくしてしまう人がいるそうです。
母はそんな珍しい人だった。。。
今までズット細い便だった原因が分かり正しい治療に入ることができました。
おからは不溶性の食物繊維なので…
その後お医者さんに聞いた説明では「おからは不溶性の食物繊維なので便秘症の人は控えた方が良い」と聞いたのです。
食べるなら主に水溶性の食物繊維が良いとのことでした。
乳酸菌やビフィズス菌を多く含む食事もいいようですが、ヨーグルトとか嫌いな母には難しいです。
これまでとても苦しかったと思いますが、便秘というだけで、今まで行けなかった病院に行けた事で、長年苦しんだ便秘の原因を知ることができたので結果は良かったと思ってます。
ただ、これからの治療は簡単なんですが、あの性格なので家族にも手伝う事が難しいと思います。
やり過ぎに注意するよう声を掛けながら気長にやっていかないといけません。
体に良いものも程々に、正しい治療を受けてから腸内環境を良くして善玉菌を増やして腸活スッキリすればいいようです。快腸目指して家族全員で頑張ります。
関連記事:
乳酸菌サプリは本当に効き目ありますか